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【開催報告】(先進医療技術フォーラム〜沖縄健康産業クラスター形成に向けて〜 について)

平成18年8月
内閣府沖縄総合事務局
経済産業部企画振興課


 内閣府沖縄総合事務局経済産業部では、今後成長が期待される健康関連産業を沖縄の基幹産業として発展させようと、産学官の『食』、『保養』、『医療』など健康関連産業の多様な連携、技術開発等を推進する沖縄健康産業クラスター形成事業を行っております。
 『長寿健康』のイメージが強い沖縄ですが、例えば肺がんの罹患率や死亡率が全国トップ水準という実態が報告されているほか、肥満率が高いなど健康ブランドの構築に向けては克服すべき課題が顕在化しています。
 本フォーラムにおいては、現在次々と開発されているがんの診断・治療法の中でも大きな関心を集めている「重粒子線治療法」という放射線がん治療法について最先端の状況と展望についてご講演いただきました。



1.開催日時及び場所
 
日時:平成18年2月17日(金)14:00−17:30
場所:パシフィックホテル沖縄「ワイケレルーム」
2.講演内容
 
(1)「沖縄健康産業クラスターについて」
 講 師:内閣府政策統括官(沖縄政策担当)付産業振興担当参事官 滝本 徹氏
 内 容:
   今後、財政依存、既知依存から脱却し、「自立型経済」を構築していくための健康産業のクラスターの重要性について説明いただきました。
 また、本ネットワークを強固なものにするために、地域における多様な関連産業が連携すること、科学的根拠を明確にすること及びビジネスモデルを高度化することが必要であり、そこに、高度先進医療を誘導できれば、西洋医学と東洋医学の結節点になることや国内・アジア医の富裕層の長期滞在型モデルを構築することが可能になり、沖縄ブランド構築が一層現実化するものと思われると述べられました。
(2)「沖縄の医療の現場から」
 講 師:琉球大学医学部放射線医学分野 教授 村山 貞之氏
 内 容:
   全国のがん患者の数、沖縄で患者が多いがん、症例などを示しながら、現在導入されている放射線治療の効果の高さなどについて説明いただきました。
 また、沖縄で発症率が高い肺がんなどについては、明白な原因はわかっていないが、その原因を解明することと併せて、今後、放射線治療をますます高度化していくことが重要であると述べられました。
(3)「PET−CTによるがん医療と診断」
 講 師:独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医学科センター病院 医師 吉川 京燦氏
 内 容:
   昨今がんの早期発見を目的としたPET装置による診断が国内でも盛んとなっているが、そのがん診断の精度を飛躍的に高めることを可能にするPET−CT装置(CT付PET装置)の各種特徴及び概要について説明いただきました。
(4)「重粒子線がん治療の成果と展望」
 講 師:財団法人医用原子力技術研究振興財団常務理事 平尾 泰男氏
 内 容:
   重粒子線がん治療装置の開発の歴史、他の放射線がん治療装置との比較、実際の治療例、治療数の推移と今後の予測及び本装置の導入の条件などについて説明いただきました。
3.参加者数  90名
4.写真
 


 【お問い合わせ先】
 内閣府沖縄総合事務局経済産業部企画振興課 
  担当者:田畑
  連絡先:098−866−0031(284)


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