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「沖縄そば」 沖縄生麺協同組合 2/6

地域ブランドの極意

「沖縄そば」沖縄生麺協同組合


(前頁からつづき)
そのままにしておくと、450〜500年前に中国から伝わり琉球王朝で確立したといわれ、復帰以前から長い間地元の皆に親しまれてきた歴史ある食べ物である「沖縄そば」という名称が使用できなくなってしまうため、当組合では呼称の存続のために運動を展開し、行政に対して度重なる訴えと説明に通うなど約3年間活動を続けた結果、昭和53年10月17日に、公正取引委員会から正式に承認され「本場・沖縄そば」が登録されました(※3)。「沖縄そばの日」というのはこの日を記念して平成9年に組合が定めたものです。
−地域団体商標の登録の経緯についてお聴かせください。
地域団体商標「沖縄そば」の登録証ans_m 過去に沖縄そばという呼称が使えなくなるかもしれないという危機を乗り越えた経験があったわけですから、呼称の大切さというのはある意味誰よりも理解していると思っていました。
地域団体商標制度が新設されるということで、今度は「沖縄そば」という呼称を商標権として取得できることとなるのですから、保護のためにも、今後有効に活用するためにも取得することに異存はなく、すぐに出願の準備にとりかかりました。
県民に愛される食の代表として一番知名度がある食べ物だという自信もあり、実は県内における地域団体商標の登録第1号を目指しておりました。結果的にはちょっとの差で2番手となりましたが、「沖縄そば」の商標を無事権利として取得できてとても良かったと思っています。

解説
※3 「本場・沖縄そば」が登録されました。
生めん類の表記に関する公正競争施行規則」第3条は、不当表示として禁止される基準を定めていますが、『名産、特産、名物、本場、純○○産』といった表示をつけた名称は、当該地において製造し、当該地の伝統的な特徴を備えているもので、あらかじめ設定された基準を充たしているものであれば表示しても良いという規定があります。現在、同規定に定められているお国自慢の麺の名前が並ぶ別表には、全国各地のめん類のうち札幌ラーメンやさぬきうどんなど10品目だけが登録されています。そのうちのひとつが沖縄の誇る「沖縄そば」というわけです。
いま、「沖縄そば」という名称を県民の皆さんが気軽に使ったり、業界で商品に当たり前のように使っているのは、当時の組合の関係者の皆さんが呼称を守るために必死で運動した成果です。一般的な地域ブランド構築の過程での出来事としては極めて珍しく、特筆すべき歴史の1ページではないでしょうか。linkhand 本文に戻る
(各地の名産品一覧、名産・特産『沖縄そば』と表示できる沖縄そばの定義は、全国製麺協同組合連合会ウェブサイト(各地の名産・特産)をご参照ください。)
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