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企業経営における商標の必要性

一般的に商品やサービスの信用・信頼を培っているときに商標自体が、高い経済的価値を有します。そして、よい商標は企業の資産価値の対象となり、社会全体における企業評価を高めます。

企業におけるブランドの重要性

今、企業においては、長年使用し続け、その信用・信頼を得た商標から生まれたブランドがその企業価値を左右すると言われます。よいブランドは、高い経営理念に基づいた企業活動によって形成されます。
実際の企業活動においては、その企業の商品やサービスに商標を付して、営業活動が行われます。そこで、よい商標によって、よいブランドが形成されると、消費者によいイメージを与え、そのブランドに対する価値が高まり、販売競争を有利に展開することが可能になってきます。特に商品の品質にあまり差がない場合は、ブランド力が重要な役割を果たし、その企業の評価をも高めることができます。そして需要者・消費者からは、そのブランドによって製造者がわかり(出所表示)、一定の品質が保証されていること(品質保証)を期待することができます。

商標による企業活動への効果、価値

よい商標により形成されるよいブランドは、企業に対して次のような効果・価値を導きます。

  1. 経営理念を明確にできる
    商標は商品やサービスの名前であり、それらは各企業の経営理念に基づいて決定されるのが通常です。その意味で、企業の経営理念を商品やサービスの名前である商標で明確に打ち出すことができるといえます。よい商標、よいブランドが企業理念を伝え、コミュニケーションを推進する役割を果たすと、ひいては社会から信頼、信用される結果をもたらします。
  2. 経営を自信もって実行できる
    よい商標、よいブランドは企業評価、企業価値を高めます。需要者・消費者など社会的に評価を得たよい商標、よいブランドは自信をもって展開でき、企業経営に自信を与えます。企業評価を高める一方で社会的に価値が認められるよい商標、よいブランドを保有する企業は、よりよい経営資源を保有することとなり、その評価を高めることができるのです。
  3. 創造的発展、永続的発展の実現ができる
    企業は常に、持続的発展を達成することが期待されています。商品やサービスの品質や信頼を維持するだけでなく、よりよいものへと発展させていくうえでよい商標やよいブランドは企業のシンボルとなり、永続的な発展を実現する要素として大きく寄与します。
  4. 企業は有能な人材を必要としています
    よい商標、よいブランドは広告効果をもちますから、その好評価によって、よい企業のイメージを形成することができます。その結果、企業はおのずとより多くの有能な人材を集めることができ、リクルート活動においても有利であるといえます。

ビジネスを発展させる商標の効果、メリット

実際のビジネスにおいて、商標は有力なセールスポイントであり、有能なセールスマンとしてビジネス効率・効果を高める役割を果たします。

ビジネスにおける商標のメリット

よい商標は、一般的に次のような効果、価値を導きます。

  1. 素晴らしい「GoodWill」が形成される
    「GoodWill」とは顧客吸引力、つまり消費者に対して商品やサービスの提供をうけたいと思わせる魅力です。商標は商品・サービスの魅力を十分に訴えるべく、企業理念や商品またはサービスのコンセプトに基づいて決定されるものです。だからこそ、消費者ニーズにフィットした商標として成功すれば、すばらしいグッドウィルが形成されるのです。
  2. 「もの言わぬセールスマン」機能を果たす
    商標や商号は、商品またはさびすを提供する企業の顔であり、商品・サービスや企業自体を識別する有力な武器となり、商標・商号の良し悪しが業績に重大な影響を与えることになります。いわば、商標や商号は「もの言わぬセールスマン」なのです。
    したがって、一般的によい商標は企業の実際のビジネスにおいて有益な財産的要素となります。

商標や商号を利用したマーケティング戦略

商標、商号が企業イメージを表現します。
情報化が進んだ現代の社会における企業のマーケティングにおいては、商品の品質、性能、価格などによって優位化を図っていくことはなかなか困難なことであり、昨今は企業イメージで売る時代といわれるようになっています。企業イメージを最も顕著に表わすのが商標や商号ですから、企業の営業戦略においては重要な役割を果たすことになります。

ネーミングについて

商品の優位化を図る上で最も簡単な手段が名前をつけることであり、セールスポイントとなる名前をつけることが重要になります。したがって、商品企画においては、商品の名前の決定、すなわちネーミングがきわめて重要なポイントの一つになります。

ネーミングの考え方

ここでは、ネーミングの基本的な考え方やルールについて学びます。 前にも述べたように商標登録制度は、商標を保護することにより、商標使用者の業務上の信用維持を図り、また、需要者の利益を保護することを目的としています。
したがって、商品のネーミングにおいても、この両面を考慮する必要があります。

良いネーミングの判断基準

企業が商品の販売活動を推進していくには、商標の使用が必要不可欠です。したがって、商品企画においては、商品にネーミングすることが必要となります。
ネーミングの良し悪しについての判断基準にはいろいろなものがありますが、要点は(1).顧客に好まれること、(2).商品コンセプトがわかること、(3).商標権が取得できることの3点です。

模倣は許されません

ネーミングの考え方として、その時代に流行している言葉を模倣しようとする傾向が少なくありません。一般に、「模倣」とは真似たり似せたりすること、「創造」とは初めて作り出すこと、とされています。
現代社会は、先人の数多くの業績の上に築きあげられたものです。先陣の足跡をたどり、学習することなくしては、社会の発展はありえないでしょう。しかし、その反面、無制限で無秩序な模倣は、模倣された者がそれまでに投資してきた資本や労力をまったく無駄にしてしまいます。また、模倣のはびこる社会では、人は創造意欲を失い、新しい文化や産業の発展を阻害することになりかねません。
模倣品・海賊版といったような不正商品は「許されない模倣」として、その企画・制作が規制されるのです。
いずれにしても、他人の創造を尊重するということが、社会全体として必要なことであり、少なくとも他人の権利を侵害するような「模倣」は許されません。

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