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知的創造サイクルのQ&A(創造のヒント)

知的創造サイクルのQ&A(創造のヒント)

知的創造サイクルに関するQuestion(質問)に対し、事例集収録記事の中からAnswer(答え・ヒント)になるものをピックアップしています。
なお、それぞれのコメントの最後に記してある企業名をクリックすると、収録記事本文をご覧になれます。

<INDEX>


question 独自の技術や開発力をどうやって獲得したらよいでしょうか?

answer 1 顧客の悩みや自分が困っていることの中にヒントがあります。

開発に取り組む基本的な発想は「お客さんが困っていること、悩んでいることを解決してあげる」ということからスタートしています。一人のお客さんが困っていることは、その業界のみんなが困っていることである可能性もあります。それを解決する手法・技術を考え出すことが、独自の技術、独占的な利益につながる可能性があるということです。そのためには、顧客の現場を見ることが重要です。自分が作ったものが客先ではどのように使われているか、そこでさらに解決すべき課題はないかを徹底的に考えることです。要するに、「人の役に立つ」ということが基本であり、当社の原点です。

(株式会社エーエス)

自分が関わっている仕事の中に、新しい技術を獲得するタネ、開発のタネは必ず何かあるはずです。今の仕事がうまく行かないからといって、いきなり専門外のことをやってもやはりうまく行きません。それと、人と同じようなことはしない。人の成功を追う場合でも、違った方法でやってみることが大事です。

(有限会社丸海)

「これからの農業は“つくる”だけではなく、加工や販売も含めた新しいあり方を!」「安心で安全な地元沖縄産のゴーヤーを全国の人にもっと広めたい、そして大切に育てたゴーヤーを無駄にしないようにするにはどうすればよいのか?」そんな日常の思いが、開発につながっています。

(有限会社水耕八重岳)

顧客のニーズや課題、顧客から相談されたことに対し、全力で解決方法を考えるという姿勢を常に社員全員が持つよう徹底しており、これが開発につながっています。

(株式会社ナベル(三重)

現場では常に「何か不自由はないか。それはプレキャストコンクリートで解決できないか」と問いかけ、また考え続けています。例えばポラカブルは「草の生えるコンクリートが欲しい」という顧客の相談がきっかけです。

(和光コンクリート工業株式会社)

answer 2 他者の力をうまく借りることで新しいアイデアが生まれます。

新製品を産み出すためには、アイデアを可能な限り公開することが必要です。こちらのアイデアに応じて、さらに良いアイデアが持ち込まれることがあります。そこからより良いものが出来上がることになります。当社の雑草抑制ボードはその一例です。何か新しいものを創り出そうと思ったとき、その答えは異業種の中にあります。

(大和コンクリート工業株式会社)

菓子は歴史もあり、また世界中で作られていることから、全く新しい製品を開発することは難しいことです。そんなことから、世の中にある菓子にどう手を加えれば六花亭らしいものになるか、それが開発の起点となります。六花亭の商品開発の思想は、この「六花亭らしさ」をどう出すか、ということに集約されます。

(六花亭製菓株式会社)

ベンチャーは外からの刺激をどんどん受けるべきです。大企業は専門家も社内に抱えてしまいますが、これでは人間関係が垂直的になります。垂直的人間関係は従属性が強く、自立性や独立性を創造しにくい、従って新しい発想は出にくいものです。プロフェッショナルとしてお互いを尊重できるような水平な関係の中で外の情報を活用できる中小・ベンチャーは、むしろ新しいモノを産み出すには適した環境だと言えます。当社でも、専門家や生産者の声を虚心坦懐に聞いてきたことが成果につながっていると考えています。

(メビオール株式会社)

answer 3 信念や日常の知恵も新しいものを産み出します

リサイクル事業に進出したのは、経営する飲食店から大量に出るガラス製空き瓶の処理に困っていたことにあります。沖縄県内で廃棄されるガラス瓶が年間3万トンに達し、当社のみならず県全体の問題でもあったことも、その方針を後押ししました。リサイクル社会が必ず来る、資源の少ない島だから、使える資源は使わなければならないという信念もありました。

(株式会社トリム)

自分たちが持っている知恵や、行っている工夫を他の市場に展開できないか、常に考えることが必要です。例えば、コストダウンのために3つ必要だった工程を工夫して1工程にした、というのも十分に特許のネタになりうる可能性があります。

(株式会社エーエス)

question 商標・ブランドづくりのために何を意識すべきでしょうか?

answer 1 品質を高め、守ることが前提です。

良い物を作ることが大事です。見た目は似ていていも、手に取れば明らかに品質が違うと言えるものを作っていれば、消費者も模倣品に手を出そうとはしなくなります。海人では製品の1つ1つに品質保証を行っている。売るだけではなくアフターサービスも重要だと考えています。現在、6〜7社にライセンス供与を行っていますが、品質を落とすような行為が改善されない場合はライセンスを取り上げることもあります。

(手作り館工房海人株式会社)

六花亭のブランド戦略は「信頼を作ること」です。良質であること、毎日食べられること、安くて美味しいこと。それらの取り組みが全て消費者の自社製品への信頼を高め、顧客満足につながります。

(六花亭製菓株式会社)

ブランド化は、すなわち「品質を維持する」取り組みであると考えています。品質維持のためにこれまで徹底した取り組みを行ってきており、今後もそれは変えることなく続けていきます。例えば、漁場を守るために関あじ・関さばは全て一本釣りで漁獲されており、餌も疑似餌かゴカイのみを使用しています。近海漁業で一般的となっている「撒き餌」は海底に堆積しヘドロ化しますし、底引き網は漁場の地形自体を破壊する恐れがあります。効率的に魚を獲ることはできますが、長い目で見れば獲るべき魚を失うことにつながるのです。

(大分県漁業協同組合佐賀関支店)

answer 2 知名度を高める努力が必要です。

現在の製品の3割を大手食品メーカー向けの業務用として出荷しています。業務用で使われるようになったことで、広告費をかけることなく、石垣の塩の知名度が爆発的に全国に広まりました。泡盛や沖縄そばなどを差し置いて、まだ誕生して間もない石垣の塩が県内第一号の地域団体商標として認定されたのも、業務用として使用され全国的に周知されたことが大きな要因だと思います。地域団体商標の認定では、商標の周知性を証明することが大変だといわれていますが、石垣の塩は比較的楽にクリアしました。

(株式会社石垣の塩)

お金をかけずに情報を流すには、メディアにニュースとして扱ってもらうことを考えるべきです。地元の新聞、テレビなどとは意図してうまく付き合うようにしてきました。中央の記者も地方紙をチェックしていることは多いですし、地方紙でも掲載されれば必ず全国の目に留まります。その結果、当社にも名前を聞けば驚くような大企業が何社も来ています。

(株式会社フィールテクノロジー)

answer 3 商標で「なにか特別な技術がある」と思わせることが大事です。

当初は、商標があれば他社が真似できない、くらいの認識しかありませんでした。しかし、商標が商品と組合わさることで、商品価値があがるということが分かってきました。例えば、店頭に季節はずれのイチゴが並んでいたとします。そこに『氷感イチゴ』というラベルが貼ってあれば、何か特別な技術がある、と思ってもらえるのではないでしょうか。商標も、面白い言葉だけではだめで、この言葉には何かある、何か裏付けがある、という名前でなければいけないと思います。商標の裏には技術がある、ということが大事なのです。

(株式会社フィールテクノロジー)

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